理事長の動向
第10回 アイヌ政策推進会議への出席
2018年05月25日
 
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○ 去る5月14日(月)、首相官邸で「第10回アイヌ政策推進会議」(座長菅義偉内閣官房長官)が開催され、委員として加藤理事長はじめ阿部副理事長、菊地理事が出席した。
 これまでのアイヌ政策推進作業部会での検討結果が報告され、承認された。この中で、政策の総合的な検討に関し、アイヌ政策が従来の福祉政策の一部から地域振興、産業振興、国際交流等を含めた幅広い取組となるよう、立法措置について検討を加速する。特に、推進力となる総合的な立法措置を検討するとの趣旨が盛り込まれ、新法制定に向け、また一歩前進した。
 菅官房長官から、今後未来志向のアイヌ政策となるよう、従来の文化政策や福祉政策から、地域振興そして産業振興にも軸足をおいて、アイヌの皆様の自立を図るための立法措置を検討して参りたい趣旨の発言がなされ、この発言を受け、加藤理事長は「本日の会議は、アイヌ民族を正しく位置づけるための新法成立に向けた、歴史的な1ページである。」と述べた。